建築施工管理技士の受験資格、1級と2級で何が違うか



建築施工管理技士を取りたいけど、自分に受験資格があるのかわからない。そう感じている方は多いのではないでしょうか。

1級と2級では受験資格の内容が異なり、さらに2024年度(令和6年度)から制度が大きく改正されました。この記事では、1級・2級それぞれの受験資格を2026年度の最新情報をもとに整理してお伝えします。

この記事の目次

  1. 【2026年版】建築施工管理技士の受験資格、まず全体像を把握しよう
    1. 2024年度の制度改正で何が変わったか
    2. 1級と2級の受験資格の大きな違い
  2. 1級建築施工管理技士の受験資格【2026年度版】
    1. 第一次検定の受験資格
    2. 第二次検定の受験資格(新制度)
    3. 第二次検定の受験資格(旧制度・令和10年度まで有効)
  3. 2級建築施工管理技士の受験資格【2026年度版】
    1. 第一次検定の受験資格
    2. 第二次検定の受験資格(新制度)
    3. 2級の試験日程(2026年度)
  4. 受験資格に関するよくある疑問
    1. Q. 実務経験はどんな工事が対象になりますか?
    2. Q. 転職後も実務経験として認められますか?
    3. Q. 一級建築士を持っている場合、受験資格に違いはありますか?
    4. Q. 2級取得後に1級を目指す場合、どのくらいかかりますか?
    5. Q. 新制度と旧制度、どちらで受験するほうがいいですか?
  5. まとめ|受験資格の確認から試験対策へ進みましょう
  6. 【PR】建築施工管理技士の転職サポート4選
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【2026年版】建築施工管理技士の受験資格、まず全体像を把握しよう

2024年度の制度改正で何が変わったか

2024年度(令和6年度)から、建築施工管理技術検定の受験資格が大きく改正されました。最大のポイントは以下の2点です。

1級・2級ともに第一次検定の受験に実務経験が不要になった

これまでは学歴に応じた実務経験年数が必要でしたが、改正後は年齢要件のみで受験できるようになりました。

(出典:SAT株式会社「建築施工管理技術検定の概要を解説!」2026年2月更新)

第二次検定の受験資格は経過措置あり

令和10年度(2028年度)までは、旧受験資格でも受験できる経過措置が設けられています。新旧どちらの要件でも受験可能な期間となっています。

(出典:CIC日本建設情報センター「1級・2級建築施工管理技士試験の受験資格は?」2026年2月更新)

1級と2級の受験資格の大きな違い

1級と2級の受験資格を大きく比較すると、以下の違いがあります。

  • 第一次検定の年齢要件:1級は19歳以上、2級は17歳以上
  • 第二次検定の実務経験:1級は最大5年、2級は最大3年(新資格の場合)
  • 試験の実施回数:1級は年1回、2級は年2回(第一次検定のみ前期あり)

1級建築施工管理技士の受験資格【2026年度版】

第一次検定の受験資格

2024年度の改正により、1級建築施工管理技士の第一次検定は試験実施年度に満19歳以上であれば受験できます。

2026年度(令和8年度)の試験を受ける場合、令和9年3月31日時点で19歳以上であることが条件です。生年月日でいうと、平成20年4月1日以前に生まれた方が対象となります。

(出典:1級建築施工管理技士受験資格2026年最新版 https://dokugaku-s.com/special_articles/9928/)

学歴や実務経験の有無は問われないため、建設業界未経験の学生でも受験できるようになりました。

第二次検定の受験資格(新制度)

第二次検定の受験には実務経験が必要です。新制度では以下の要件があります。

  • 1級第一次検定合格後、実務経験5年以上
  • 1級第一次検定合格後、特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
  • 2級建築施工管理技士合格後、実務経験5年以上
  • 2級建築施工管理技士合格後、特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
  • 一級建築士合格者(第一次検定免除・第二次検定のみ受験可)

※特定実務経験とは、請負金額4,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上の建設工事において、監理技術者・主任技術者の指導のもと、または自ら監理技術者・主任技術者として行った経験のことです。

(出典:SAT株式会社「1級・2級建築施工管理技士の受験資格を全解説」2026年2月更新)

第二次検定の受験資格(旧制度・令和10年度まで有効)

旧制度では、最終学歴に応じた実務経験年数が必要でした。令和10年度(2028年度)までは旧制度での受験も可能です。

旧制度での主な要件(指導監督的実務経験1年以上を含む):

  • 大学・専門学校(指定学科)卒業後、実務経験3年以上
  • 大学・専門学校(指定学科以外)卒業後、実務経験4年6ヶ月以上
  • 短期大学・高専(指定学科)卒業後、実務経験5年以上
  • 高校(指定学科)卒業後、実務経験10年以上
  • その他、実務経験15年以上

詳細な要件は一般財団法人 建設業振興基金の公式サイトでご確認ください。

(出典:建設技術教育センター「1級建築施工管理技士受験資格2026年度版」)

2級建築施工管理技士の受験資格【2026年度版】

第一次検定の受験資格

2級建築施工管理技士の第一次検定は、試験実施年度に満17歳以上であれば受験できます。

2024年度の改正前から17歳以上であれば受験可能でしたが、改正後も引き続き同様の要件となっています。高校在学中から受験に挑戦できる資格です。

(出典:SAT株式会社「1級・2級建築施工管理技士の受験資格を全解説」2026年2月更新)

第二次検定の受験資格(新制度)

2級の第二次検定の受験には、以下のいずれかの要件を満たす必要があります。

  • 2級第一次検定合格後、実務経験3年以上
  • 2級第一次検定合格後、特定実務経験1年以上を含む実務経験1年以上
  • 1級第一次検定合格後、実務経験1年以上

旧制度と比べて学歴要件がなくなり、合格後の実務経験年数で判断される仕組みになりました。

2級の試験日程(2026年度)

2級建築施工管理技士の試験は年2回実施されます。

  • 前期(第一次検定のみ):例年6月頃(2026年度は6月14日予定)
  • 後期(第一次・第二次検定):例年11月頃

前期で第一次検定に合格しておくと、同年の後期に第二次検定を受験できます。ただし、第一次・第二次を同時申請した場合に第一次検定が不合格となると、同年度の第二次検定は受験できない点に注意が必要です。

(出典:建設魂「2級・1級建築施工管理技士の試験日程・料金・申し込み手順」)

受験資格に関するよくある疑問

Q. 実務経験はどんな工事が対象になりますか?

建築工事に関する実務経験が対象です。具体的には、建築物の新築・増築・改修などの工事における施工管理業務が該当します。

実務経験の詳細な考え方は新旧制度で異なります。必ず一般財団法人 建設業振興基金が発行する「受検の手引」でご確認ください。

Q. 転職後も実務経験として認められますか?

会社が変わっても実務経験として認められます。ただし、実務経験証明書には会社の証明が必要です。複数の会社での経験を合算することも可能です。

Q. 一級建築士を持っている場合、受験資格に違いはありますか?

一級建築士の資格を持っている方は、1級建築施工管理技士の第一次検定が免除されます。直接第二次検定を受験して合格すれば、1級建築施工管理技士を取得できます。

Q. 2級を取得してから1級を目指す場合、どのくらいかかりますか?

新制度では、2級建築施工管理技士合格後に実務経験3年以上(特定実務経験1年以上を含む場合は1年以上)で1級の第二次検定を受験できます。

2級取得後に計画的に実務経験を積むことで、最短で数年以内に1級取得を目指せます。

(出典:1級建築施工管理技士受験資格2026年最新版 https://dokugaku-s.com/special_articles/9928/)

Q. 新制度と旧制度、どちらで受験するほうがいいですか?

自分の状況に合わせて有利なほうを選べます。令和10年度(2028年度)まではどちらでも受験可能です。

実務経験年数が旧制度の要件を満たしている方は、旧制度のほうがシンプルに手続きを進められる場合があります。詳細は一般財団法人 建設業振興基金の公式サイトで最新情報をご確認ください。

まとめ|受験資格の確認から試験対策へ進みましょう

建築施工管理技士の受験資格について、この記事でお伝えしたことを最後にまとめます。

  1. 2024年度の改正により、第一次検定は年齢要件のみで受験できるようになりました(1級は19歳以上、2級は17歳以上)
  2. 第二次検定には実務経験が必要で、新制度では学歴不問・合格後の経験年数で判断されます
  3. 令和10年度まで新旧どちらの受験資格でも受験可能な経過措置があります
  4. 2級を取得してから1級を目指す段階的なルートが、着実なキャリアアップの方法として有効です
  5. 詳細な要件は一般財団法人 建設業振興基金の「受検の手引」で必ず確認してください

受験資格を確認したら、次は試験対策と並行してキャリアアップの計画を立ててみてください。1級・2級の取得は転職市場での評価にも直結します。

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